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新たな"踏切ゲートLite"導入で安全性の向上に期待 来年度に山陰両県内に10か所導入予定 鳥取県・島根県

2024年3月4日 17:54
新たな"踏切ゲートLite"導入で安全性の向上に期待 来年度に山陰両県内に10か所導入予定 鳥取県・島根県

安全性の向上に期待です。JR西日本は遮断機や警報機もなく、事故のリスクが高い踏切に新たな”踏切ゲート”を山陰で初めて導入すると発表しました。

JR西日本山陰支社が導入予定の、遮断機も警報機もない「第4踏切」に新たに設置する「踏切ゲートLite」。踏切に進入する際に、遮断棒を自ら持ち上げたり押したりして通行時の一時停止と左右を確認出来るというもの。

JR西日本山陰支社 佐伯祥一 山陰支社長
「踏切の安全性の向上ということで、踏切にかかる事故防止という観点で今回”踏切ゲートŁite"を導入するということでございます」

山陰両県には、遮断機も警報機もない「第4踏切」は34か所。これまでは、棒を手で押し開ける「踏切ゲート」が両県合わせて4か所設置されていますが、今回さらにより安全性が期待出来る「踏切ゲートLite」を山陰初導入するということです。

鳥取県湯梨浜町の山陰線「下山踏切」と島根県雲南市の木次線「宮の下踏切」の2箇所に3月中旬に設置する予定です。山陰両県での「第4踏切」の事故は、2018年度以降の5年間で鳥取県内で3件、島根県内で1件発生しているということですが、JR西日本はこの新たな踏切ゲートを来年度中に両県内で10か所導入するとしています。

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