5日の捜索は悪天候のため午前中で打ち切り 大山雪崩で2人が行方不明 鳥取県大山
3月2日 鳥取県大山で発生した雪崩事故について、3月5日も行方不明者の捜索が行われましたが、悪天候のため、捜索は午前中で打ち切られました。
2日、大山で登山訓練を行っていた男性2人が雪崩に巻き込まれ行方不明となっている事故。発生から4日目の5日も午前7時ごろから警察官7人が捜索を行いました。
しかし、強風注意報が発表されたほか、雨や雪が強まるなど悪天候のため、5日の捜索は午前中で打ち切りになりました。捜索隊は5日も雪崩事故の現場付近まで行くことが出来ず、4日に続き標高1030メートル地点の元谷避難小屋周辺での目視を中心にした捜索にとどまりました。
琴浦大山警察署 井上将 地域課長
「新たな手がかりは残念ながら今のところ発見には至っていません。あらゆる方針を持って可能性を探りながら、なんとか1分1秒でも早く救助出来るよう引き続き取り組んでいきたい」
捜索は、天候状況を見ながら3月6日も朝から行われることになっています。