「注意を今一度レベルを上げて」 鳥取県西部では初確認 衰弱したイノシシから豚熱
鳥取県日南町で、衰弱した状態で見つかったイノシシから豚熱が確認され、6月4日、鳥取県庁で対策会議が開かれました。
鳥取県 平井伸治 知事
「ぜひ県内の農場の皆さんには、注意を今一度レベルを上げていただきまして、決して発生がないようにしなければなりません」
6月4日に行われた会議には、平井知事や担当者などが出席。鳥取県日南町で発見されたイノシシを検査したところ陽性を確認。豚熱の確認は半年ぶりで県西部では初めてです。会議では、島根県東部でも4月、5月と感染が確認されていたことも報告され、鳥取県はワクチンを散布して感染の拡大を食い止めるほか、イノシシの捕獲を強化することを確認しました。
鳥取県は、「イノシシの死骸を見つけたら、関係機関に連絡してほしい」と呼び掛けています。