假屋崎省吾の企画展「牡丹コラボレーション」 由志園で開催 目玉は今年の干支にちなんだダイナミックな作品 島根県松江市
独特の色彩感覚が国内外から高く評価されている華道家・假屋崎省吾さんの企画展が1月13日から島根県松江市の由志園で開催されます。これを前に、12日、假屋崎さんによるメディア向けの内覧会が行われました。
作品などカラフルに染色した流木に花をあしらった色鮮やかな作品。制作したのは華道家の假屋崎省吾さんです。13日から松江市の由志園で、假屋崎さんがプロデュースした企画展が始まります。
華道家 假屋崎省吾さん
「牡丹を中心に夢のような世界を繰り広げさせていただきました。"ミラクルワールド"こんな感じでお花を生けさせていただきました」
日本一の牡丹の生産地、大根島の由志園で毎年行われている假屋崎さんの企画展「牡丹コラボレーション」。牡丹の魅力発信と需要の創出を目的として始まり、今年で13回目を迎えます。今回は花札の図柄をテーマに製作された作品など、假屋崎さんの独特な色彩感覚と世界観で表現された約30点が並んでいます。目玉は、庭園に造られた今年の干支にちなんだ作品です。
華道家 假屋崎省吾さん
「ここがちょうど龍のしっぽのあたりで、クネクネとずっといってあちらが頭のイメージ。すごくおめでたい作品です」
赤く染められた長さ3.6メートルの角材を200本使用し、辰をイメージして制作されたダイナミックな作品。訪れた人に元気を与えたいという假屋崎さんの思いが込められています。
華道家 假屋崎省吾さん
「今年こそパワー全開ですね『頑張ろう!』と内からパワーをみなぎるようにしていただきたい。前へ前へ進んでいく!『未来はあるんだ頑張ろう!』という気持ちになってもらいたい」
この企画展は3月末まで島根県松江市の由志園で開かれています。