境港が”世界港”へ ドイツのクルーズ船「ハンセアティック・スピリット」が初寄港 平井知事などが盛大に歓迎 鳥取県境港市
新型コロナ5類移行から1年余り、境港には次々とクルーズ客船が寄港しています。
6月13日朝、境夢みなとターミナルに寄港したのは、ドイツの会社が所有するマルタ船籍の「ハンセアティック・スピリット」です。全長138メートル、230人分の客室がある船で境港には初めての寄港となります。船内は、海のイメージで、青を基調にした広いラウンジ。映画が楽しめるシアターやバーなども完備。豪華な空間でくつろげます。
今回のクルーズの乗客は欧米、特にドイツを中心に181人。13日朝は、クルーズ船内のラウンジで鳥取県の平井知事らが参加しての歓迎セレモニーが行われました。
ハンセアティック・スピリット クラース・フィッシャー船長
「あたたかい心、おもてなしの心で迎えていただきまして、とても感謝しています」
セレモニーでは、船長らに大山Gビールなどの記念品や花束などを贈り、初寄港を盛大に歓迎していました。
乗客
「私はドイツから来ました。とても良い」
「買い物に行ったり、水木(ロード)に行きます」
鳥取県 平井伸治 知事
「素晴らしい船内で、ヨーロッパの方がたくさんいらっしゃっているのに驚きました。境港は”世界港”(せかいみなと)になります」
境港のクルーズ船の寄港は、コロナ禍を乗り越え年々増えてきていて、今年に入っての寄港は20隻目です。これから10月下旬のシーズン終了までに11隻のクルーズ船の寄港が予定されています。
なお、この「ハンセアティック・スピリット」は、乗客が境港周辺の観光を楽しんだ後、韓国・釜山に向け出港しました。