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「”鳥取からEV”の商品が出ていくことを目指したい」 脱炭素社会に向け実現が期待される電気自動車 鳥取県南部町の会社が手掛けた部品を装備した試験車両の実験走行

2024年1月22日 17:59
「”鳥取からEV”の商品が出ていくことを目指したい」 脱炭素社会に向け実現が期待される電気自動車 鳥取県南部町の会社が手掛けた部品を装備した試験車両の実験走行

脱炭素社会実現に向けて期待されるEV・電気自動車。鳥取県南部町で手がけられている電気自動車の部品を装備した試験車両による実験走行が、1月22日から南部町で始まりました。

22日は鳥取県南部町にある、NOK鳥取事業場が手掛ける部品が装備された実験用の超小型電気自動車が鳥取県の支援も受けて用意され、テープカットなどして走行の開始を祝いました。この事業場では、電気自動車の振動を吸収し、ノイズを減らすことができる「防振・防音ゴム製品」を生産しています。また、太陽光発電によって電気を車に蓄電するEVステーションも設置されています。

今回、実験走行が行われた電気自動車には鳥取県の産業振興を目的に県内の企業が生産した充電器やドライブレコーダーなども搭載されていて、さっそく、南部町の陶山町長らが2人乗りの車両に乗り込んで試乗を行いました。

南部町 陶山清孝 町長
「振動がなくて乗り心地良かった。音もEVなので間違いなく静か。是非これから(EVの)普及に向けて進めていきたい。」

鳥取県商工労働部 佐々木徹 経済産業振興監
「脱炭素社会は、住民の生活産業の方でもしっかりと進めていかないといけない。鳥取県でEVの方に明確に参入出来る企業は、まだまだ少ないと思うので数を増やして”鳥取からEV”の商品が出ていくことを目指したい」

この電気自動車の実験走行は、22日から来年3月末まで南部町内を中心に行われ、NOK鳥取事業場の関係者が使用するということです。

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