能登半島地震被災地支援 被災地の支援にあたった職員の活動報告会 震災後の”見落とされがちな”二次災害などについて被災地の現状を報告 島根県雲南市
今年1月1日に石川県で発生した能登半島地震。島根県雲南市で4月3日、被災地の支援にあたった職員の活動報告会が開かれました。
今年1月に発生した能登半島地震を受け、雲南市からは、支援のため7人の職員が被災地に派遣されていました。4月3日は、活動を終えた職員が市の幹部に報告を行いました。
このうち、保健師の村尾奈津子さんは、石川県能登町に派遣され避難所などの健康調査を担当。震災後には、住宅の片づけ作業でのけがや避難所での感染症、アルコール問題など見落とされがちな二次被害があると、被災地の現状を報告しました。
雲南市役所 健康福祉部 村尾奈津子さん
「災害というのは急に起きますので、普段の生活が急に理不尽に奪われてしまうというところでストレスを感じたりしておられましたので、そのあたりこれから長い時間をかけて支援が必要かなと思いました」
雲南市では、被災地の現状を踏まえ、次の派遣を検討していきたいとしています。