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日に日に秋の深まりを感じる山陰地方 そんな中、山陰で多発する住宅火災 暖房器具の使用にも注意が必要

2024年10月8日 17:49
日に日に秋の深まりを感じる山陰地方 そんな中、山陰で多発する住宅火災 暖房器具の使用にも注意が必要

日に日に秋の深まりを感じる山陰地方。10月8日の最高気温は、鳥取で20.7℃、米子で20.8℃、松江で20.4℃と、各地で20℃前後の肌寒い一日となりました。

街の人
「秋になったなって感じがしますよね。布団は肌掛けを今までは薄いものだったんですけど、綿の入った暖かいものに変えました」

「ジャケットを着て、前日は半袖でいたんですけど(そろそろ)コートとか冬服出そうかなと」

街の人の装いもすっかり秋の仕様となっていました。一方、鳥取県米子市淀江町では、秋風に吹かれながらこの時期各地で見られるコスモスが揺れていました。道路沿い約1キロにわたりコスモスが咲き誇っていて、まさに“コスモス街道”となっています。このコスモスは、35年程前に地元住民によって植えられたということで、10月中旬ごろまで見頃だということです。

山陰地方、10月8日は気温も低めで肌寒い一日となりましたが、9日は天気が回復し日差しが届く予報となっています。

そんな中、ここ最近山陰の各地で相次いで発生しているのが火災です。10月2日、松江市西津田町の2階建てアパートで火災が発生。火元とみられる部屋から男性1人の遺体が発見されました。さらに10月4日、鳥取県大山町加茂でも火災が発生し焼け跡から1人の遺体が発見されています。

住宅火災が多発する今、どのように予防していけばいいのでしょうかー。

鳥取県東部広域行政管理組合消防局予防課予防係 田中駿 さん
「年間を通して考えると、コンセントからの出火であったり、油で調理されているときに火災が発生するということが多くなっております」

コンセントに挿しっぱなしでホコリがたまったプラグ。そこに水分が加わるとあっという間に出火してしまうのです。さらに、これからの時期増えてくるというのが暖房器具による火災。洗濯物や布団など、燃えやすいものからは遠ざけるように注意が必要です。

鳥取県東部広域行政管理組合消防局予防課予防係 田中駿 さん
「寒くなってまいりますので、暖房器具を使う機会が増えると思います。一番は目を離さないこと、火のそばについてもらって管理していただくというのが、一番重要になると思います」

さらに、火災報知器や消火器が正しく設置されているか確認するなどして、一人ひとりが火災を予防する意識を持つことが必要です。

最終更新日:2024年10月8日 18:34
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