地元の人にとってはごく当たり前にある食材が… 一流シェフの手によって新たな魅力発見 鳥取県内の料理人や生産者が参加スキルアップセミナー 鳥取県鳥取市
東京の一流シェフが鳥取県の食材を使い、『おもてなしの』スキルアップを目指したセミナーが鳥取市で開催されました。
有名ホテルの一流シェフに鳥取県産の食材の魅力を引き出してもらい、消費拡大につなげようと開催された今回のセミナー。東京、大阪で活躍するシェフが鳥取県の生産現場を視察、生産者と直接コミュニケーションをとることで県産品の魅力や高い品質を知ってもらい、都市圏での販路拡大につながることも目的としています。
このセミナーには鳥取県内の料理人や生産者、約30人が参加。使用する食材は、参加者の農場などから収穫されたもの。この日は鳥取地どりのピヨを使用した薬膳スープや、星空米のリゾットなど8種類の料理が提供されました。参加者は真剣な様子で試食をしながら、シェフと意見交換をしていました。
参加者
「どれも鳥取県産の食材が非常においしく調理されていて感動しました。白いかを紹興酒につけた料理があったんですけど、基本的にはあまりそういう食べ方をしないのでびっくりしました」
日本政策金融公庫 鳥取支店 中野眞一さん
「地元の人にとってはごく当たり前にある食材なんですけど、シェフの魔法みたいな技でこんなにおいしかったのという再発見を地元の人にもしていただける良い機会になったかなと思っています」
参加者が鳥取県産食材の新たな魅力を発見すると同時に、首都圏で活躍するシェフに県産食材をPRした今回のセミナー。今後も鳥取県産食材の魅力を広く知ってもらい、インバウンドや国内観光向けの消費拡大を図っていきたいとしています。