「潜水作業中の1人が上がってこない」 会社員の男性(64)が労災事故で死亡 漁港の工事現場で潜水準備中に酸素マスクを着けず”重り”を装着したまま海へ転落か 島根県浜田市
浜田警察署
1月15日昼過ぎ、島根県浜田市の漁港の工事現場で作業の準備中だった潜水士の男性が死亡する労災事故が起こりました。
島根県警浜田警察署によりますと、1月15日午後1時過ぎ、浜田市の唐鐘漁港で水中作業の準備をしていた佐賀県の会社員の男性(64)が海に転落。目撃した現場の作業員から午後1時15分ごろ消防に「潜水作業中の1人が上がってこない」と救助を求める通報がありました。
男性は、潜水準備をしていたということで、酸素マスクなどを着ける前に、ウエイト(重り)を装着し、そのまま海に転落したとみられています。約1時間後に別の潜水士に引き上げられ、その後、病院に搬送されましたが午後3時半ごろ、死亡が確認されました。
現場では、島根県が発注した物揚げ場の補修工事が行われていました。
警察が男性の死因や事故の状況などを詳しく調べています。
最終更新日:2025年1月15日 19:12