西日本有数の生産量を誇る 鳥取の白ネギ出発式 出荷作業や輸送の安全を祈願 鳥取県北栄町
西日本有数の生産量を誇る鳥取県の白ネギ。12月8日、鳥取県北栄町で「出発式」が行われました。
12月上旬から1月中旬にかけて、出荷のピークを迎える鳥取県中部産の「白ネギ」。12月8日、鳥取県北栄町の集荷場では、生産者やJA関係者などが集まり、「出発式」が行われました。出席者は、白ネギの入ったみそ汁で乾杯し、出荷作業や輸送の安全を祈願した後、出発するトラックを見送りました。
鳥取県中部では、鳥取県倉吉市や鳥取県北栄町、鳥取県琴浦町で農家189戸が約50ヘクタールの畑で、白ネギを作っています。白ネギは、関西や中・四国地方に出荷されていて、今年は、3億7000万円の販売を目指しています。
JAによりますと、今年は夏場の猛暑の影響で生育が遅れ、例年より1週間から2週間ほど出荷の時期がずれているということです。
JA鳥取中央白ねぎ生産部 井上寿樹部長
「生産者が作り上げた白ネギをゆっくりと食べていただきたいと思います。 鍋、天ぷらですね、火を通せばどんどん甘くなりますので、しっかりと食べていただきたいです」
白ネギの出荷は、来年3月まで続くということです。