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水難事故には気をつけて にぎわう海水浴場の監視員も警鐘「あまり無理しない・沖に出ない」

2024年8月14日 17:38
水難事故には気をつけて にぎわう海水浴場の監視員も警鐘「あまり無理しない・沖に出ない」

今年のお盆休みも中盤に差し掛かっています。海水浴場ではにぎわう一方、ある「警戒」をしている人が目立っていました。

8月14日午後1時すぎ。気温が35℃を超えた鳥取県岩美町ではー。

中本帆乃花 記者
「お盆休みも後半に突入し、岩美町の海水浴場は県内外から多くの人でにぎわっています」

帰省した人や観光客が海水浴場で夏を楽しんでいました。

海水浴客
「きれい」

「あっちのほうで魚見れた」

「波が当たるのがすごい楽しかったです」

一方、楽しい海水浴と同時に気にしていたのはー。

広島から来た人(親)
「荒れてますよね。すごく流されるなと思ってロープを伝って戻ってきました」

兵庫から来た人(親)
「もうフル装備で。ライフジャケットもつけて浮き輪もつけて。波がね、すごいんで」

気象情報会社ウェザーニューズによりますと、ここ数日、東北を横断した台風5号の影響で、風向きと波が同じ方向を向きながら停滞しているため高波が発生しているといいます。岩美町の海水浴場では8月13日、子どもと大人あわせて9人が一時、波に流されました。すぐに監視員らがジェットスキーで救助するなどし全員、無事だったといいますがー。

浦富海水浴場 監視員 福田照実さん
「ブイがあるところを超えないようにとか、波があるほうにはいかないように、そういうところを望遠鏡で見ています」

監視員によると、浜から近い距離にある島の周辺は潮の流れが急に激しくなる場所でもあるといい、一般の人には見分けるのが難しいそうです。

浦富海水浴場 監視員 福田照実さん
「遠くからわざわざ来るんだから、あまり無理しない・沖に出ない とかそういうことをしてもらえたら」

最大で9連休となるお盆休みが終わるまであと4日。事故なく安全に過ごすための警戒と対策が必要です。

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