次の自民党総裁選へ出馬するかどうかで取り沙汰されている自民党元幹事長の石破茂氏。7月12日、鳥取県米子市で語ったこととはー。

今、全国で熱い視線を注がれている人物の一人、自民党元幹事長の石破茂氏。12日、地元鳥取県の米子市に姿を見せました。

Q.大注目の中の地元入りですか？
自民党元幹事長　石破茂氏
「それは、常に原点は地元ですからね。帰りたいなというのが、こうやって実現するとうれしいです」

12日、石破氏が訪れたのは米子商工会議所。鳥取県中西部の名物牛骨ラーメンを通した「食と地方創生」についての講演です。

自民党元幹事長　石破茂氏
「今だけ、ここだけ、あなただけというのが一体どれだけそこのまちにありますかということなんですよ。その中核が”牛骨ラーメン”になるんでしょうね。地方に雇用と所得を取り戻していかないとこの国はもう持ちませんよ、という危機感を私たちは持たねばならい」

講演会の後、石破氏は地元メディアなどの囲み取材に応じました。

自民党元幹事長　石破茂氏
「地方創生。地方が持っているポテンシャル（潜在力）を最大限に引き出していかないと。東京の一極集中は止まらない。人口減少も止まらない。（地方創生は）内政において最重要じゃないですかね」

Q.国民が求めているものを早く訴えて、早く表明の考えは？
自民党元幹事長　石破茂氏
「それはしかるべき時期にしかるべきことを、しかるべきふうにということで今、断定的に申し上げるべきとは思っていません」

石破氏は次の総裁選に出馬するかどうかについては選挙日程が、決まる8月中にも判断するという考えも示しています。牛骨ラーメン振興も含めた地方創生に向けても地元の期待がかかる石破氏。

ラストチャンスとみられる5回目の自民党総裁選に向けての石破氏の動向にこれからも目が離せません。