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小規模校の存続見据えた通学支援も 2028年度以降の県立高校の在り方について意見

2024年8月2日 17:45
小規模校の存続見据えた通学支援も 2028年度以降の県立高校の在り方について意見

2028年度以降の県立高校の在り方について方向性を話し合うための整理案が示されました。小規模校の存続を見据え、一律の通学支援が必要という意見が新たに出されました。

県教育委員会が設置した「県立高校魅力づくり検討会議」の分科会が示した整理案のなかで、小規模校を含む地域については遠方から通う生徒の負担を考え通学手段の確保や一律での通学支援が必要といった意見が新たに出されました。また小規模校については「セーフティネットの役割として存続させるべき」として、メタバースなどICTの効果的な活用が必要としました。一方で入学者数で募集停止を検討するとした意見も盛り込まれています。

★県立高校魅力づくり検討会議 村本卓 分科会長
「小規模になった場合や生徒数が少なくなった場合でも地域で支えながら教育ができると大規模、小規模に関わらず生徒に対して教育を行っていくことが重要だということが共通認識だと思います」

整理案は来月以降開かれる検討会議で方向性を議論し、来年2月ごろ教育長に報告されます。

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