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【青森県・激動2024】県都のまちづくり 新駅ビル開業・再開発進む・統合新病院も

2024年12月16日 19:42
【青森県・激動2024】県都のまちづくり 新駅ビル開業・再開発進む・統合新病院も
青森県内で起きた主な出来事を振り返る「激動2024」をシリーズでお伝えします。
1回目のきょうは「県都のまちづくり」です。
新しい駅ビルが完成し再開発も進み統合新病院の整備場所が決まるなど、まちづくりは大きく前進しました。


駅前を中心に発展してきた県都・青森市。

★青森放送 橋本莉奈キャスター
「開店1時間前です。&ラビナの前にはもうすでに外を出ましてずっと奥まで列で並んでいます!開店を待ちわびた方がたくさんいらっしゃいます」

4月、青森駅東口に新しい駅ビルが開業しました。
商業施設「&ラビナ」には東北や県内で初出店のテナントが入りました。

JR東日本盛岡支社 久保公人支社長
「新しい青森を感じていただける施設をめざしていきたい」

7月には上層階に心と体の健康をテーマにしたホテルもオープンしました。

★慈恵会 丹野智宙理事長
「ここにお泊まりいただいて地域資源とつなげることによって自分がすばらしくなれて青森がもっと好きになるそういう旅行を実現したい」

2月に中新町山手地区の整備も完了。
青森国際ホテルの跡地には22階建ての複合型タワーマンションが計画されています。

再開発の前と比べて歩行者の通行量は1割から3割ほど増加。
青森市中心部のにぎわい創出が期待されます。

松原地区では3月に棟方志功記念館が閉館。
建物は版画を含めた文化芸術の体験施設にして周辺の施設も統合・再整備が検討されています。

★青森市 西秀記市長
「大いに活用していただきたいと思っています」

7月青森市の新しい総合体育館がオープンしました。

メインアリーナは最大5000人を収容。

ネット遊具などが楽しめるキッズルームは県内最大級です。

★子ども
「楽しい」
「びょんびょんします」

設計をしたのは世界的建築家の隈研吾さんです。
正面の空間「ヨリドマ」は天井の木がりんごを入れる編みカゴがモチーフになっています。

★建築家 隈研吾さん
「これだけたくさんの木が使ってあるので自然にみなさんここに集まってそこからいろんな交流が生まれるんじゃないのかなと期待しています」

今年の春、浅虫温泉が生まれ変わりました。
3つの旅館が一度にリニューアルオープン。
南部屋・海扇閣では津軽の伝統文化を融合したディナーショーも。
ほかの宿泊施設も改修され温泉地の活気を取り戻す挑戦が始まりました。

★MOSPAあさむし共創プラットフォーム 栗原久和代表取締役
「浅虫としても新時代を迎えたい」

統合新病院の整備場所は劇的な展開で決着しました。
市の検討会議で最も多かった意見が「青い森セントラルパーク」。
しかし…。

★青森市 西秀記市長
「浜田中央公園サンドームはどちらも市の施設です。そこがこちらが応じた訳でもないですが、そこが盛り込まれている」
「かなり無理がある案ではないかなと」

県が全県からのアクセスや広さ、それに災害のリスクが低いなどの理由から県営スケート場一帯を市に提案します。

決着はトップ会談に。

★宮下知事
「本日、統合新病院については青森県立中央病院が担う大規模災害時の基幹災害拠点病院としての立地を最優先させ県営スケート場周辺地区を整備候補地とすることで、青森市と合意いたしましたのでご報告申し上げます」

サンドームはセントラルパークへの移転を基本とし、新駅の整備を含む交通対策を県と市が連携して検討を進めるなどとしています。

今年のまちづくりについて西市長は…。

★青森市 西秀記市長
「新しいスポットが次々と着々と出来た 今年特にそれを感じる年であった」
「今後も着々と街は新しく変わっていくものだと思っています」

大きく前進した県都のまちづくり。
今後さらなる再開発や統合新病院の整備が本格化し、次の時代に向かいます。

最終更新日:2024年12月16日 19:42
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