「暴行の計画は知りません」七戸町の土の中から男性の遺体が見つかった事件 宅配業者を装って連れ出した罪に問われている女が起訴内容否認 青森地方裁判所
七戸町でトラック運転手の男性の遺体が土の中から見つかった事件です。元運送会社代表の男たちと共謀し男性を連れさった罪に問われている女の初公判が青森地方裁判所で開かれ起訴内容を否認しました。
起訴内容によりますと七戸町の市ノ渡歩美被告39歳は今年1月元運送会社代表の十枝内伸一郎被告たち3人と共謀し、元従業員の谷名幸児さん54歳を自宅から宅配業者を装って暴行し車で連れ去った罪に問われています。
今日青森地方裁判所で開かれた初公判で市ノ渡被告は「インターホンは押しましたが共謀、暴行の計画は知りません」と起訴内容を否認しました。
続く冒頭陳述で検察側は被害者に暴行が加えられるかも知れないと認識した上で、市ノ渡被告が宅配業者を装い谷名さんを呼び出したと述べました。
そのうえで被告の呼び出すという行為は犯行において必要不可欠な役割と指摘しました。
弁護側はトラブルの内容や具体的な計画を知らず、共犯にあたらないとして無罪を主張しました。
次の裁判は来月8日に開かれます。