「資産倍増計画」に誘導された青森県内の60歳代女性が株式投資持ちかけられ1.679万円被害
青森県内に居住する60歳代の女性がインターネット広告から株式投資を持ちかけられ、あわせて1,679万円をだまし取られる被害にあいました。
野辺地警察署によりますと女性は今年9月中旬、AIで診断する株式投資のインターネット広告に接続したところ「宮崎信一」と名乗る男が主催するLINEグループ「2024資産倍増計画」に誘導され、その後投資家「宮崎信一」のアシスタントを名乗るLINEアカウント「渡辺みな」とメッセージのやりとりをするようになりました。
女性は渡辺から
・先生が50万円の体験資金を提供することに決めました。
・先生が勧めている株式取引に参加できる。
・利益率は150%で確定している。
・100万円を購入すれば、売却後には150万円の利益が得られる。
という話をされ、指示された投資管理サイト「ARES」に登録し、体験投資を行ったところ、利益として1万円が女性名義の口座に振り込まれたということです。
女性は、相手の指示に従って投資をすればお金をもうけることができると信じて、12月4日から12月20日までの間、10回にわたり相手から指定された口座に現金あわせて1,679万円を振り込みました。
その後、サイトから利益の出金を断られたため不審に思い、弁護士に相談したところ詐欺と指摘され、被害に気付いたということです。
警察は「必ずもうかる」などと話し、投資を勧めてくる場合は詐欺の可能性があると注意を呼びかけています。