「成功したら本格的に始めたい」カキ海面養殖でハマ復活を目指し試験養殖の種苗が到着 青森県八戸市
八戸前沖で初めてとなる海面でのカキの試験養殖に向けて種苗が届き、漁業者がさっそく養殖バスケットに入れて準備を進めました。
カキの種苗3000個13キロは徳島の養殖会社から市川漁協に運び込まれました。
木田組合長や八戸みなと漁協の尾崎組合長たちが一部の種苗の大きさを測って成長の度合いを確かめていました。
今年初めて試験的に取り組むカキの海面養殖では、およそ1キロ沖合の海域で深さ9メートルと13メートルの地点にそれぞれ養殖バスケット30個を浮かべて養殖します。
海水に慣らしてから沖に出すということで、漁業者たちは成長に期待を寄せています。
★市川漁協 木田茂美組合長
「実際ここの海で育ち具合がいまいちわからないから その辺見てみないと」
★八戸みなと漁協 尾崎幸弘組合長
「シケだなやっぱりな いちばん心配なのは」
「成功したときはまず本格的に養殖を始めたいなといった感じだ」
養殖バスケットは来週にも沖合に移され、1年から1年半先の出荷をめざして養殖が始まります。