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2000人が働く卸団地で大津波想定した徒歩避難を訓練  青森県八戸市

2024年10月4日 17:00
2000人が働く卸団地で大津波想定した徒歩避難を訓練  青森県八戸市

およそ2000人が働く八戸市の卸団地で、大津波を想定した従業員の避難訓練が行われました。

避難訓練は、八戸市の八戸総合卸センターが巨大地震発生時の津波浸水想定を踏まえて、毎年行っています。
訓練には27社54人が参加し、震度6強の地震で大津波警報が出されたという想定で行われました。
2022年に改定された八戸市の津波ハザードマップでは、センター周辺が最大浸水水位3メートル以上5メートル未満の津波浸水区域に入っています。
参加者は、海抜9.2メートルの目標地点まで、25分かけて歩いて避難経路を確認していました。

★八戸総合卸センター 橋本博文 理事長
「人命第一ということで、避難する一人ひとりの意識を高めるために、訓練や活動をこれからも続けていきたいと思っています」

八戸総合卸センターでは現在67社合わせておよそ2000人が働いていて、今後も徒歩避難の周知を図り、万一に備えます。

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