記念碑から津波の歴史学ぶ 階上町の中学1年生
階上町の中学1年生が、過去の津波被害を記すため建てられた記念碑を訪ねて、防災意識を高めました。
震災の歴史を学ぶ防災体験学習に取り組んだのは、階上中学校の1年生60人です。
きのうは初めて階上町の沿岸部にある旧・大蛇小学校の2つの記念碑を訪ねました。
1つは1933年に発生した昭和三陸津波、もう1つは2011年の東日本大震災のあと建てられました。
記念碑には津波が来る前に高台まで逃げて助かったことが刻まれていて、先人の教訓を知った生徒たちは防災意識を高めていました。
★階上中の生徒
「自分たちが生まれる前にこういう津波とか地震がたくさんあって行方不明者だったり死亡者がいなかったというのがすごいことだと」
生徒たちは今後、避難所運営訓練などにも取り組み、備えの大切さを学びます。