初せりで新年の取り引きスタート!八戸港ではマイワシ好調・青森でも大間町からクロマグロが
県内各地の市場で初せりが行われ、八戸市の魚市場でも新年の取り引きをスタートさせました。
第2魚市場にはきのう定置網漁の船が次々と接岸し、タラやイワシなどを水揚げしました。
八戸港では去年主力となる巻き網のマイワシが好調で、不振が続いていたサバも上向き水揚げは4年ぶりに6万トンを超えました。
気候変動などの影響で先行きは不透明ですが関係者は今後に期待していました。
★八戸魚市場 川村嘉朗社長
「そうですね いま国のTAC制度が始まりまして資源管理が盛んになってきています」
「魚離れをしないようにひとつ県民の皆さまも魚をどんどん食べていただきたいと思っています」
青森市中央卸売市場でも初競りが行われ、大間町でとれた立派なクロマグロ2本も並びました。
このマグロを釣り上げたのは奥戸地区の萬谷和幸さん35歳。
地元を盛り上げたいと青森市の市場に2年連続でマグロを出荷しました。
★大間町奥戸地区漁師 萬谷和幸さん
「脂もちょうど良いくらいに乗っていて」
「大間(マグロ)に負けない位いい魚だと思うので、それを手頃な価格だと皆が食べられるかなと思い持ってきました」
135キロのマグロは「鶴亀屋食堂」が、95キロのマグロは「まる和水産」が競り落としました。
青果部の初競りでは、野菜や果物の宝船など縁起物9台が並び関係者が五穀豊穣や商売繁盛を祈っていました。