コメの食味ランキング発表!青森県産米の結果は…?最高評価・特Aの多くが“暑さに強い品種”去年全国デビューしたあの品種も!
最新のコメの食味ランキングが発表され県産のブランド米「青天の霹靂」は最高評価の「特A」を奪還することはできませんでした。一方で「はれわたり」は参考品種での出品も含め3年連続で「特A」を獲得しました。
2024年産のコメの食味ランキングは日本穀物検定協会が発表しました。1
43品種を審査した結果39品種が最高評価の特Aに選ばれました。
ただ、ことしデビュー10周年となった県産のブランド米「青天の霹靂」は、最高評価の「特A」を奪還することはできませんでした。
「青天の霹靂」に試験栽培の段階から関わってきた農家は…。
★津軽みらい農協特A米プレミアム研究会 横山英樹会長
「青天の霹靂に関しては特Aを獲り続けることにこそ意味があると思ってみんな頑張ってきましたので本当に残念です」
「特Aを獲るためにまた頑張りたいと思います」
「青天の霹靂」は食味の良さを中心に開発された品種で、暑さへの耐性は「中程度」とそれほど強くありません。
2年連続で夏の暑さが食味に影響したとみられます。
★日本穀物検定協会 山下哲明 業務担当理事
「猛暑日は少なかったときいておりますが、登熟期の7月下旬から8月にかけて35度に迫る真夏日が連続して続いたということ」
今回「特A」に選ばれた39品種のうち23品種が高温耐性品種でした。
一方、去年全国デビューした「はれわたり」は参考品種での出品も含めると3年連続で「特A」評価を受けました。
★はれわたり生産 今信一さん
「はれわたりも知名度が出れば作る人も多くなるんじゃないですかね」
「ずっと特Aがとれれば良いですね」
今回の結果に宮下知事は…。
★宮下知事
「玄米たんぱく含有率ですか、これが少し高かったのが原因ではないかといまは分析しています」
「今回の要因をしっかり分析して、来年度の生産にしっかりいかしていきたいと思っています」
「まっしぐら」は去年から1つ上げて再び「A」評価となりました。