宮下知事はアメリカ軍三沢基地の新しい司令官と会談し「県民の立場からさまざまな意見を言うこともあるが、真摯に耳を傾けて対応してほしい」と注文しました。

県庁を訪れたのは今月8日に着任したアメリカ軍三沢基地のポール・デイヴィッドソン司令官です。会談で宮下知事は歴史的に三沢市と米軍は共存共栄の関係にあるとした一方、飛行機の騒音を問題視している住民も多いと指摘。その上で…。

★宮下知事
「これから県からも県民の立場からさまざまな意見を言うことはあると思うが真摯に耳を傾けて対応をお願いしたい」

三沢基地を巡っては3年前とおととし性的な暴行事件でアメリカ軍三沢基地の関係者2人が書類送検されましたがいずれも県や自治体に通報がありませんでした。問題を受け県と県議会が在日アメリカ軍司令官などに対し「極めて遺憾」と厳しく非難した上で綱紀粛正を文書で要請しています。