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「女性と会うためには…」マッチング担当者からの要求で50歳代男性が216万円被害 金融機関職員による声がけで被害に気づく

2025年3月11日 21:10
「女性と会うためには…」マッチング担当者からの要求で50歳代男性が216万円被害 金融機関職員による声がけで被害に気づく

青森県内に居住する50歳代の男性がマッチングした女性に会うためという名目で、216万5000円をだまし取られる詐欺被害にあいました。

青森警察署によりますと男性は今月7日、インスタグラムを介して知り合ったLINEアカウント「さくら」と連絡を取り合い、マッチング担当者としてテレグラムアカウント「川村ミホ」を紹介されました。
男性は川村から
・マッチングした女性と会うためには、アップルギフトカードを購入して番号を教えて下さい。
・会員登録料として、3万円を支払ってください。
などと言われ、3月8日に5,000円分のアップルギフトカードを購入し、利用権コードをメッセージ機能を利用して川村に送信するとともに、会員登録料として、指定された口座に現金3万円を送金しました。
その後川村から、テレグラムアカウント「かおり(プランナー)」を紹介され、やりとりしたところ

・会員ランクのアップグレードが必要です。
・必要な料金を支払って下さい。
・手続きに誤りがあり修復する必要があるので、修復費用を支払ってください。

などと言われ、3月9日から11日までの間3回にわたり、指定された個人名義口座に現金合計213万円を送金しました。
男性はその後も、かおりから追加の修復費用を要求されており、送金しようとしていたところ、金融機関職員による声掛けで詐欺被害に気付いたということです。
警察はアプリ上のやり取りだけで、対面することなく、異性紹介や性的サービスを勧めてお金の振込等を要求してくるのは詐欺だとして注意を呼びかけています。

最終更新日:2025年3月11日 21:10
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