青森県内に居住する30歳代の女性が、宝くじの当選情報費用などとして現金164万円をだまし取られる詐欺被害にあいました。
青森警察署によりますと女性は去年10月頃、インターネットで「副業」と検索し、kokonala（ココナラ）という会社が

・ロト6に当選する方法を教える。

と掲載しているサイトを見つけ、会員登録したところ、見知らぬ携帯電話番号から連絡があり、ココナラの社員「竹内」を名乗る男から

・ロト6の当選方法を教えられる人の枠がなくなった。
・代わりに馬券代を支払って運用しませんか。

などと言われました。
女性は10月5日から31日の間3回にわたり馬券購入費用として、指定された個人名義口座に現金合計1万円を送金し、十数万円程度の利益を受け取ったということです。
12月13日、女性は竹内から

・宝くじ研究所の推薦を受けて料金を支払えば、ロト6の当選方法を教えてもらえる

などと言われ、宝くじ当選情報費用として、指定された個人名義口座に現金25万円を送金しました。
ことし2月10日、女性は竹内から

・ロト6が当選して1,600万円を受け取れる。
・受取手数料として138万円の支払いが必要です。

などと言われ、指定された神奈川県内の住所に現金138万円在中のレターパックを送付しました。
しかしその後、竹内との連絡が途絶えたことから女性は不審に思い、警察に相談して被害に気付いたということです。
警察は宝くじ、競馬などで必ず当たるとうたうのは詐欺だとして注意を呼びかけています。