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【統合新病院】敷地面積が狭い?県議会で相次いだ質問に知事は「必要なコンパクトさ」 来月下旬に住民と対話へ 青森県青森市

2025年2月10日 19:39
【統合新病院】敷地面積が狭い?県議会で相次いだ質問に知事は「必要なコンパクトさ」 来月下旬に住民と対話へ 青森県青森市
統合新病院を巡る県議会の質疑で敷地の狭さなどへの質問が相次ぎました。
知事は今の県立中央病院と同じ位の広さだとした上で救命救急や災害時の医療を確立するためにコンパクトにする必要があると説明しました。
基本計画案では新しい病院の事業費は最大966億円とし県営スケート場一帯に9階建ての病院などを建設するとしています。

県議会で議員からは西側の公園部分をほぼ使わず、東側のスケート場側だけに病院を配置しようとすると面積が狭いのではという指摘が相次ぎました。

★県議会 自民党会派 谷川政人議員
「本来病院敷地内に配置すべき施設を配置できないなど無理な敷地利用計画になっていないのか」

宮下知事は今の県立中央病院の敷地面積は5万5千平方メートル、病院施設は1万9千平方メートルで、病床規模がほぼ同じ新しい病院の敷地は5万8千平方メートル、病院施設は1万9千平方メートルという計画で、敷地に3千平方メートルほど余裕があるとしました。

★宮下知事
「たくさんそこに集積していることが印象として詰め込んだ印象になるかもしれないが別に敷地として狭いところに作っている訳ではない」
「(病院建設は)コンパクトにして病院の機能、救命救急、災害時の医療を確立するために必要なコンパクトさ 凝縮である」

トップとの直接対話を求める声に対しては来月下旬の県民対話集会で聴くとしました。

★宮下知事
「私自身はもとから対話をすることを決めていましたし、そうした機会を捉えて住民の方々のお話をぜひお伺いしたい」

基本計画はパブリックコメントなどを経て年度内に策定される見通しです。
最終更新日:2025年2月10日 19:39
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