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結核の集団感染 職場などで18人「感染拡大の恐れはない」八戸市保健所

2024年9月18日 18:39
結核の集団感染 職場などで18人「感染拡大の恐れはない」八戸市保健所

県内で結核の集団感染が確認されました。同じ職場などで18人の感染が判明しています。

八戸市保健所によりますとことし5月県外で結核と診断された20歳代の男性が発症直前に八戸市から転居していたことがわかりました。八戸市保健所が勤務していた職場を中心に男性と接触があった55人を健康診断した結果、このうち2人の発症が確認され、16人の感染が判明しました。残る37人に異常はありませんでした。いずれも軽症か無症状ですでに投薬治療を受けていて、八戸市保健所は「感染拡大の恐れはない」と説明しています。一方、結核の集団感染発生は管内で初めてで、市民に定期健診の受診やせきやたんの症状が2週間以上続く場合には医療機関の早期受診をするよう呼びかけています。

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