統合新病院の候補地決定を巡り県議会で質問が相次ぎました。 県は診療科目や経営形態などを盛り込んだ基本構想・計画を早ければ年内に策定する方針を明らかにしました。

県議会の常任委員会では候補地決定の理由や今後の対応について質問が相次ぎ県は次のように説明しました。

★県病院局　荒関浩巳局長
「基本構想・計画について遅くとも年度内の策定に向けまして有識者会議での議論やパブリックコメントなどの手続きを進めていくこととしています」

県立中央病院と青森市民病院を統合する新病院の候補地は県と市のトップ会談の結果、災害も見据え、アクセスに優れた県営スケート場一帯に決まりました。
整備に向け県は基本構想・計画をつくり、この中で診療科目や経営形態、県と市の経費負担の割合などの詳細を示す方針です。策定は早ければ年内、遅くとも年度内としました。
議員は、市議会や住民に示された病院配置イメージ図などについて県議会にも説明を求め、県は次のように答えました。

★荒関浩巳局長
「いまの県営スケート場とサンドームの場所につきましては病院本体あるいは患者の駐車場メインのものを整備する　という方向で考えている　（西側は）首都圏にあるような低層な形で屋上公園として使えるようにする様々な選択があるものと考えていまして今後整備計画の具体化の中で地域の要望も踏まえながら検討していく課題である」

県はあす開会する県議会の知事説明の中で、候補地決定について報告するとしています。