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青森県内で輪禍相次ぎ5人死亡 秋の全国交通安全運動期間中に 五戸町・六戸町

2024年9月23日 18:50
青森県内で輪禍相次ぎ5人死亡 秋の全国交通安全運動期間中に 五戸町・六戸町

2人が死亡2人が重軽傷を負った正面衝突事故です。現場付近では「爆発音のような大きい音がした」という声が聞かれました。

きのう午後4時半ごろ五戸町倉石又重の国道454号で、乗用車とワンボックスカーが正面衝突しました。
この事故でそれぞれの車に乗っていた4人が八戸市内の病院に搬送されました。
このうち乗用車を運転していた高齢の男性と一緒に乗っていた女性1人がおよそ1時間半後に亡くなりました。
乗用車に乗っていたもう1人の10歳代の女性は腹などを強く打つ大けがを、ワンボックスカーを運転していた18歳の女性は軽いけがをしました。

★近所の住民
「すごい爆発音みたいな大きいバーンという音がしました」
「(家から)出たら黒いワゴン車とシルバーの車がぶつかった状態で」

現場は片側1車線の見通しの良いほぼ直線道路ですが、ゆるやかな坂道になっています。
警察によりますと事故当時は雨が降って路面は濡れていました。
五戸警察署は亡くなった人の身元の特定を急ぐとともに事故の原因を調べています。

六戸町犬落瀬の町道交差点では23日午前9時まえ、軽トラックとワンボックスカーが出会い頭に衝突しました。
この事故で、ワンボックスカーに乗っていた85歳の女性と88歳の女性、それに93歳の女性の3人が搬送先の病院で死亡しました。
またワンボックスカーに乗ってい76歳の男性が足の骨を折る大けが、軽トラックを運転していた21歳の会社員男性が軽いけがをしました。
ワンボックスカーは高齢者施設の送迎用で、事故当時7人が乗っていたということです。
現場は信号機がない、見通しが良い十字路交差点で、軽トラック側に一時停止の標識がありました。
警察が事故の原因を調べています。

秋の全国交通安全運動は今月21日から今月30日までで、期間中の犠牲者となりました。

最終更新日:2024年9月24日 8:55
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