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「これは詐欺ですよ」と電話切られる…PCのウイルス感染名目で“片言の日本語”話す男性から5万円分の電子マネーだまし取られる

2025年3月21日 21:10
「これは詐欺ですよ」と電話切られる…PCのウイルス感染名目で“片言の日本語”話す男性から5万円分の電子マネーだまし取られる

青森県内に居住する70歳代の男性がパソコンの修理名目で5万円分の電子マネー利用権をだまし取られる詐欺被害にあいました。
三沢警察署によりますと、男性は今月10日午後9時ごろ職場でパソコンを操作していたところ、画面上に「トロイの木馬に感染しています」などと表示され、問い合わせ先に「+01」から始まる国際電話番号が表示されました。
男性が表示された国際電話番号に問い合わせたところ、マイクロソフトの社員を名乗る片言の日本語を話す男性が応対したため、不審に思い電話を切りました。
その後、男性の携帯電話に「+44」で始まる国際電話番号から着信があり、片言の日本語を話す男性から

・パソコンがウイルス感染しています。
・修理しなければ情報が流出します。
・5万円を払えば5年間保証します。
・アップルギフトカードで支払ってください。
・コンビニで購入してきてください。

などと言われました。
男性は翌日県内のコンビニエンスストアで5万円分のアップルギフトカードを購入して職場に戻り、男性から指示されたとおりパソコンのカメラにカードをかざし電話で利用権コード伝えました。
すると男性から

・これは詐欺ですよ。

と言われ電話を切られたことから詐欺被害に気づいたということです。
警察はパソコンのエラー表示に伴うサポート名目で電子マネーの利用権をだまし取る詐欺の手口が相次いでいるとして注意を呼びかけています。

最終更新日:2025年3月21日 21:10
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