×

資源確保へ初の「マダイ」稚魚放流 地元の高校生たちがタグづけ  青森県鰺ヶ沢町

2024年10月4日 17:04
資源確保へ初の「マダイ」稚魚放流 地元の高校生たちがタグづけ  青森県鰺ヶ沢町

漁獲量が減少傾向にあるマダイの資源確保に向けた稚魚の放流が鯵ヶ沢町で行われました。

マダイは鯵ヶ沢町の漁業の主力ですが、多い年は5万キロを超えていた漁獲量が、ここ数年は1万5,000キロほどと減少傾向にあります。
鯵ヶ沢町漁協は資源確保に向けて、今年から稚魚の放流を始めます。
きのうは、地元鯵ヶ沢高校の生徒たちと体長10センチほどのマダイの稚魚に、目印となるタグをつけていきました。
鯵ヶ沢漁港と赤石漁港の2か所で、合わせて1,500匹を放流して効果を分析します。

★鯵ヶ沢町漁協 蝦名和大 業務課長
「鯵ヶ沢沖にマダイが定着して 水揚げを上げて 漁師さんたちの生活が潤っていくことを1番に願っています」

放流したマダイはおよそ3年かけて、水揚げに適した体長30センチから40センチほどに成長するということです。

    一緒に見られているニュース
    青森放送のニュース