青森地方気象台によりますと、青森県では強い冬型の気圧配置や気圧の谷の影響により、大しけや大雪となる所がある見込みです。
津軽の外海では６日夜遅くにかけて高波に警戒してください。
また青森県では７日昼前にかけて大雪に注意・警戒してください。

以下、６日午後４時１７分に発表された青森地方気象台は高波と大雪に関する青森県気象情報です。

高波と大雪に関する青森県気象情報　第１０号

［気象概況］
　日本付近は強い冬型の気圧配置となっています。また、日本海は気圧の谷となっており、発達した雪雲が北日本から西日本の日本海側に流れ込んでいます。
　日本付近の強い冬型の気圧配置は数日続き、７日は東北地方の上空約５０００メートルには氷点下４２度以下の強い寒気が再び流れ込む見込みです。
　このため、津軽の外海では、大しけとなるでしょう。また、青森県では大雪となる所がある見込みです。発達した雪雲が同じ場所にかかり続けた場合は、警報級の大雪となる可能性があります。

［波の予想］
６日に予想される波の高さ
　　津軽の外海　　　　　６メートル
　　下北の外海　　　　　３メートル
　　三八上北の外海　　　２メートル
　　陸奥湾　　　　　１．５メートル
７日に予想される波の高さ
　　津軽の外海　　　５メートル
　　下北の外海　　　３メートル
　　三八上北の外海　２メートル
　　陸奥湾　　　　　１メートル

［雪の予想］
６日１８時から７日１８時までに予想される２４時間降雪量は多い所で、
　　津軽の山沿い　　　６０センチ
　　津軽の平地　　　　４０センチ
　　下北の山沿い　　　６０センチ
　　下北の平地　　　　４０センチ
　　三八上北の山沿い　６０センチ
　　三八上北の平地　　４０センチ

［防災事項］
　津軽の外海では、６日夜遅くにかけて、高波による船舶や沿岸施設への被害に警戒してください。　
　青森県では、７日昼前にかけて、大雪による交通障害、建物や農業施設への被害、屋根からの落雪に注意・警戒してください。また、電線や樹木への着雪、積雪の多い傾斜地では、なだれに注意してください。