JR在来線 青森県内7区間は依然“赤字” 悪化したのは…
JR東日本は利用者が少ない在来線の昨年度の収支を公表しました。
県内の7区間は依然として赤字で、3区間は前の年度より悪化しました。
公表されたのは昨年度に1日の平均利用者が2000人未満だった区間の昨年度の収支です。
各収支県内は5路線の7区間でいずれも赤字でした。
7区間は収支が初めて公表された2019年以降すべて赤字となっています。
このうち奥羽本線の弘前・大館間と五能線の深浦・能代間、深浦・五所川原間の3区間の収支は前の年度より悪化しました。J
R青森支店は人口減少に伴う利用者の減少が主な要因と分析しています。
大雨被害を受けてバスで代行輸送が行われている津軽線の中小国・三厩間の収支も3億6600万円の赤字でした。
昨年度の津軽線青森・中小国の平均利用者は一日あたり483人で、公開以降初めて500人を下回り利用者の減少が続いています。