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雪の重みでマツ倒木 国指定重要文化財に直撃 弘前公園 修理には数年かかる見通し

2025年1月7日 20:05
雪の重みでマツ倒木 国指定重要文化財に直撃 弘前公園 修理には数年かかる見通し

弘前公園では国の重要文化財のやぐらや城門のしゃちほこに雪の重みで倒れたマツが直撃し破損する被害が出ています。
倒木が直撃したのは弘前公園の南内門の近くにある国の重要文化財「弘前城二の丸未申櫓」です。
今月4日に雪の重みで高さ20メートルのマツの木が倒れやぐらにもたれかかっているのを巡回中の警備員が見つけました。
市によりますとやぐらの2階のひさしが大きく湾曲し壁も崩れているということで修理には数年かかる見通しだということです。
「二の丸未申櫓」はおよそ400年前に建てられたもので1937年に国の重要文化財に指定されています。

★弘前市公園緑地課 福井流星 主査
「史跡の本質的価値を構成する重要なやぐら建造物になりますので破損したというのはすごく悲しいというかショックは大きいですけど早く復旧して元の姿に戻せたら良いと思います」

国の重要文化財の東内門のしゃちほこも尾が折れる被害が発生しており折れたマツが直撃したとみられています。
弘前公園では高さ25メートルのマツの木が倒れるなど倒木被害が17本発生しており撤去作業が行われています。
このため本丸をはじめ北の郭や三の丸など園内は大部分のエリアが立ち入り禁止となっています。

最終更新日:2025年1月7日 20:05
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