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【独自】「どうやって今後に備えていくのか…」青森市が“豪雪白書”づくりへ 基準見直し新たな雪対策

2025年1月30日 19:20
【独自】「どうやって今後に備えていくのか…」青森市が“豪雪白書”づくりへ 基準見直し新たな雪対策
この冬の豪雪を受け青森市はこれまでの基準などを見直し新たな雪対策、「豪雪白書」づくりに取り組むことがわかりました。

青森市が取り組む新たな雪対策、仮称「豪雪白書」はこの冬の豪雪を踏まえた課題を抽出し市の対応の基準などを見直した上で対策を強化するものです。
市によりますと豪雪災害対策本部の設置基準である積雪1メートル50センチの見直しの検討やパトロール強化、さらに除排雪体制も含めたこれまでの基準や体制を見直すとしています。
年末年始を中心に豪雪に見舞われた青森市では除排雪が追いつかない道路もあり、1万6千件を超える相談や苦情が寄せられています。
気象状況もここ数年では短期集中的な降り方がみられることから、従来の除排雪体制では追いつかない側面もあります。
このためあらゆる状況にも対応できる体制の構築が必要としています。

★青森市 西秀記市長
「当然災害でございますのでその災害をしっかり振り返って課題を抽出して、どうやって今後に備えていくのかということはしっかりと検討していきたいと思っております」
「(新たな取り組み)そういったことも含めて総合的に検討を重ねていきたいと思います」

青森市はこの冬の豪雪を踏まえた新しい対策づくりに速やかに着手し、来シーズン以降に備えるとしています。
最終更新日:2025年1月30日 19:20
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