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「爆弾でも落ちたような…」観測史上最大積雪にも達した大雪で市役所近くなどでも建物の倒壊相次ぐ 急激な暖気で落雪や雪崩に注意を 青森県

2025年2月24日 20:08
「爆弾でも落ちたような…」観測史上最大積雪にも達した大雪で市役所近くなどでも建物の倒壊相次ぐ 急激な暖気で落雪や雪崩に注意を 青森県

この3連休で大幅に積雪が増えた県内では建物の倒壊が相次ぎました。
あす以降は3月中旬から下旬並みの暖かさが続く見込みで、気象台は落雪などに注意を呼びかけています。

長く居座った寒波の影響でこの週末は津軽を中心に大雪となりました。
弘前市ではきのう積雪が観測史上最大となる160センチに一時達し、青森市と五所川原市でもこの冬最も多い150センチを観測しました。
記録的な大雪で建物の倒壊も相次ぎました。

★青森放送 木下玲斗記者
「青森市浪岡には私の背丈をはるかに超える雪が積もっています 雪の影響でこちらの倉庫は倒壊したということです 現在雪を取り除く作業が進められています」

県の観測で積雪が170センチを超える浪岡地区では倉庫が倒壊しました。
所有者によりますと当時、屋根には150センチほどの雪が積もっていたということです。けが人はいませんでした。

★近くに住む人
「すごい爆弾でも落ちたような音がしたの」
「不安だらけだこの雪だと」「本当にすごい音がしたよびっくりしてしまったびっくり」

市役所からおよそ200メートルの住宅地でもきのう倉庫として使われている建物の2階部分が崩れました。
木材などが道路にはみ出るなどしましたが、幸いにもけが人はいませんでした。
大雪のピークはすぎましたが交通への影響は残り、JRは奥羽本線と五能線で合わせて上下17本が運休しました。
あすは最高気温が7度前後まで上がる予想です。
来月2日までは3月中旬から下旬並みの暖かさが続く見込みで、気象台はこれまでに積もった雪による落雪や雪崩などに注意を呼びかけています。

最終更新日:2025年2月24日 20:08
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