弘南鉄道と沿線の自治体は事実上の廃線となる大鰐線の代わりの交通手段について県が事務局となって検討を進めるよう要望しました。

弘南鉄道は人口減少などで利用者が減少し収支改善が見込めないとして2028年3月末で大鰐線を事実上の廃線とする方針を示しています。
きょう沿線8つの市町村長は県庁に宮下知事を訪ね大鰐線の代わりの交通手段について県が事務局となって検討を進めるよう求めました。宮下知事は「早いタイミングで示したい」と答えてました。

★弘前市　櫻田宏 市長
「いち市町村ということではなく広域のネットワーク観光路線としての可能性もありますそうした意味で県が事務局を担っていただいて今後の運行休止後の代替交通について検討していただきたいと思います」

弘南線については安全対策事業の増額が見込まれるとして引き続き県に財政支援を求めました。