香川での鳥インフル感染確認受け 県内の養鶏場に消石灰を配布
先週、香川県の養鶏場で鳥インフルエンザの感染が確認されたことを受け、愛媛県内の養鶏場に消毒用の消石灰が配布されました。
けさ伊予市でおよそ13万羽のニワトリを飼育する南伊予養鶏には、20キロ入りの消石灰、169袋が運び込まれました。
消石灰の配布は、今月7日に香川県三豊市の養鶏場で高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出されたことを受け、県内での感染を食い止めようと県が行いました。
県によると、現時点で県内の養鶏場に異常はみられないということです。
南伊予養鶏 氏兼盛昭社長:
「すごい危機感といいますか愛媛に来なかったらいいなと。特に冬場は徹底的にできる範囲で、我々の思考の及ぶ範囲まで広げて消石灰を散布していきたい」
県は、あさってまでに県内88の養鶏場などを対象におよそ4600袋、92トンの消石灰を配布する予定です。