伊方原発3号機がきょうから定期検査 電気需要が高まる夏場の実施は初 四国電力「利用者の生活に影響なし」
四国電力はきょうから伊方原発3号機の定期検査を開始しました。
四電 川西德幸原子力本部長:
「県民の皆様にご安心いただけるような定期検査を行い、そのあとの運転管理にも万全を期して皆様のご信頼にこたえていきたい」
松山市で行われた会見で、四国電力はきょうから伊方原発3号機の運転を停止して、定期検査を開始したと発表しました。
この定期検査は国の法律に基づいておよそ1年に1度実施することが定められていて、原子炉本体や冷却系統などに異常がないかを調べます。
四国電力によりますと、電気需要が高まる夏場の定期検査は今回が初めてですが、想定される最大の需要量よりも10%ほど供給電力に余裕があり、利用者の生活に影響はないとしています。
また定期検査は10月25日までの予定ですが、検査終了前の9月30日には送電を開始する見込みだということです。