巨大地震発生を想定し消防隊員が訓練 要救助者の発見にドローン活用
巨大地震が発生したことを想定して、消防隊員がドローンを使った訓練を行いました。
きょう松山市消防局が行った訓練は震度7の揺れを観測し、8階建てのビルに逃げ遅れた人がいるという想定です。
ドローンから呼びかけ:
「こちらは松山市中央消防署です、あなたを確認しました。私の声が聞こえたら手を振ってください」
訓練ではドローンを使って上空から逃げ遅れた人を発見した後、消防隊員が救出活動にあたりました。
松山市消防局によりますと、きょうの訓練で使われたドローンは、スピーカーや赤外線カメラを搭載した高性能なモデルに更新されたほか、市内3か所の消防署にもきょう新しくドローンが配備され、運用を開始したということです。
ドローンは災害時の救助活動に加えて今後は、災害を未然に防ぐための警防調査などにも活用していくということです。