「県立今治病院」を今治新都市に移転し建て替えへ 老朽化で県が方針示す【愛媛】
老朽化が課題となっている愛媛県立今治病院。県は、今治新都市の土地を候補地として建て替えを行う方針です。
1983年に建てられた今治市石井町の県立今治病院は、建設から40年が経過し、耐用年数とされる39年を超えています。
そのため県では老朽化に伴う建て替えが必要として、市などと建設候補地の検討を進めていました。
24日、県は新たに、今治新都市第2地区の「しまなみの杜」にあるおよそ2万8000㎡を候補地として、今治病院の建て替えを行うことを発表しました。
この土地は今治市が所有し、2022年、徳永市長が「有力な候補地」とする認識を市議会で示していました。
県では2024年度の事業開始に向けた予算化を目指していて、早期の整備実現と開院につなげたいということです。