同職員に対しセクハラやパワハラ行為…松前と伊予消防署の消防副士長ら3人を減給など懲戒処分
伊予消防等事務組合は、同じ職員にセクハラやパワハラ行為を行っていたとして3人を減給などの懲戒処分としました。
事務組合によりますと、松前消防署の30代の消防副士長2人が、減給10分の1 1か月。伊予消防署の30代の消防士長が戒告の懲戒処分を受けました。
消防副士長の1人は2023年の非番の日に、ある職員に対して言葉や行動によるセクハラを繰り返し、もう1人は2023年3月頃からおよそ1年間、同じ職員に対し執務中や非番の日に、言葉によるセクハラ行為を繰り返していたということです。
また消防士長は去年4月頃、職員が体調が良くないことを知りながら訓練への参加を強要していたということです。
被害を受けた職員は一時休職しましたが、去年6月ハラスメント調査窓口に訴えて3人の行為が発覚し、事務組合はきょう付けで懲戒処分を行いました。
伊予消防等事務組合消防本部の対尾知也消防長は「再発防止に努めるとともに綱紀粛正の徹底を図り、信頼回復に全力で取り組んでいく」などとコメントしています。