県内で交通事故相次ぐ
きのう、松山市の国道で横断歩道を歩いて渡っていた60代の男性が車にはねられ死亡しました。
警察によりますと、きのう午後5時40頃、松山市北条の国道196号で、横断歩道を歩いて渡っていた近くに住む長谷忠光さん(64)が今治市方面に向かう普通乗用車にはねられました。この事故で長谷さんは全身を強く打ち市内の病院に搬送されましたが、およそ40分後に死亡が確認されました。
普通乗用車を運転していた男性は「直前でブレーキをかけたが間に合わなかった」と話しているということです。現場は信号機のない交差点付近の横断歩道で、警察は運転手から任意で話を聴くなどして事故の原因を調べています。
きのうは宇和島市でも国道56号を歩いて渡っていた96歳の男性が軽四貨物車にはねられ意識不明となる事故がありました。警察は車を運転していた83歳の男性から話を聴くなどして原因を調べるとともに、「日照時間が短くなってるので、歩行者もドライバーも周囲を確認して行動してほしい」と、一層の交通安全を呼びかけています。