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【特集・高知龍馬マラソン】『やればできる』を伝えたい!保育士が初めて挑むフルマラソン【高知】

2025年2月13日 18:49
【特集・高知龍馬マラソン】『やればできる』を伝えたい!保育士が初めて挑むフルマラソン【高知】
2月16日開催の高知龍馬マラソン2025。こうちeyeではシリーズでランナーや沿道の応援など参加者の想いを伝えています。
今回は、特別な想いを胸に初めてフルマラソンに挑戦する保育士の女性です。

高知龍馬マラソン2025まであと1週間となったこの日、いつもの練習コースで汗を流していた一人の女性がいました。高知市の岡部利恵さん。今回、フルマラソンに初めて挑戦します。

■岡部利恵さん
「マラソンは縁のないスポーツ。中学のマラソン大会以来、マラソンはやったことなかった」

初めてのフルマラソン挑戦には、特別な想いがありました。
高知市の鏡川保育園で保育士として働いている岡部さん。3歳児のクラスを担当していて、自閉症などの障がいがある子どものサポートを行う特別支援加配保育士です。

この日は、園のマラソン大会に向けて子どもたちと鏡川で練習を行っていました。
子どもたちを優しく見守りながら走る岡部さん。頑張る楽しさを、練習でも伝えていました。

■岡部利恵さん
「1年間コツコツと練習積んできて、やれば出来るんだよと子どもたちに見てもらいたい」

「やればできる」ことを、走って子どもたちに証明したい。そんな岡部さんの挑戦は、0からのスタートでした。

■岡部利恵さん
「走り方が分からなくて、そのレベルからスタート。道路を走るのが怖かった」

動画で走り方を勉強し、20kmを数回走ったり、実際のコースを3時間走ったり独学で努力を重ねてきました。
そんな岡部さんに、子どもたちから嬉しい横断幕のサプライズが。子どもたちからの力強いメッセージが書かれていました。

■岡部利恵さん
「嬉しい。カラフルに作ってもらって、力になる。子どもたちの可能性は無限大だと思う。ゴール目指して、かっこいい先生になって帰ってきたい」

初めての42.195kmに挑戦する岡部さん「やればできる」子どもたちへの想いを胸に一歩一歩ゴールを目指します。
最終更新日:2025年2月13日 18:49
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