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『シリーズ・よさこい祭り』①今年のよさこい祭り 注目ポイント【高知】

2024年8月2日 19:02
『シリーズ・よさこい祭り』①今年のよさこい祭り 注目ポイント【高知】
よさこいの夏、8月です。こうちeyeでは、8月2日からシリーズで今年の第71回よさこい祭りをあらゆる側面から注目していきます。
1回目は、祭りの概要と祭りの注目ポイントです。

高知の真夏の祭典よさこい祭り。今年も例年通り4日間で、まず8月9日が前夜祭。午後5時の祈願祭のあと午後6時すぎから午後9時半ごろまで受賞21チームが登場し華麗な舞を披露します。

9日の午後8時から9時までは高知市納涼花火大会が開幕に彩りを添え、高知の街が一気にヒートアップします。

8月10日と11日がよさこい祭りの本祭。今年は本祭が土日となり、例年にも増して多くの人が詰めかけそうです。開催時間は会場によって異なりますが、早いところで午前11時にスタートし、午後10時まで続きます。競演場・演舞場は全部で17会場。追手筋、帯屋町、中央公園、上町、升形、万々、愛宕、菜園場、梅ノ辻、はりまや橋、旭、京町、秦、高知城、高知駅前、去年から新たに加わった高知大学、そして11日の夜のみ柳町も会場となります。

今年出場するのは188チーム1万7000人の踊り子です。去年より31チーム多く県内125、県外63。初出場は21チームで県内12、県外9です。今年は5年ぶりに出場するチームも多くそれぞれ熱のこもった練習が連日続いています。

最終日、8月12日の祝日に行われるのが全国大会です。午後1時すぎから午後9時ごろまで、追手筋、帯屋町、中央公園、高知城の4つの会場を舞台に北海道から長崎県まで49の県外チームと本祭受賞チームが出場し、力のこもった舞を披露します。

祭りを締めくくるのが後夜祭。午後6時半から午後10時ごろまで、本祭受賞22チームが中央公園の舞台で最後の舞を披露します。そして今年も祭りのフィナーレで総踊りがおこなわれる予定です。

前夜祭、後夜祭の有料観覧席には新しいアイテムも登場。前夜祭と後夜祭の有料観覧席で配られるのが「光る鳴子ペンライト」。手元で10色のライトを切り替えるアイテムで1人に1個配られます。ステージ連動型になっているペンライト。どんな景色を見せてくれるのでしょうか。前夜祭、後夜祭のチケットは残りあとわずかです。

そして、今年は祭りの魅力を世界に発信しようと、初めて有料のライブ配信を行うことが決まりました。配信するのは本祭2日間の追手筋競演場の様子で、合わせて174チームを紹介。よさこい期間中に「どこいこサービス」のホームページから見ることができます。

第71回よさこい祭り。188チーム、1万7000人の踊り子が参加し個性豊かな舞でストリートを彩ります。

気象庁によりますと、高知市の予想最高気温は8月9日は33度、10日から12日までは34度となっています。

県などは、熱中症対策を広くアピールするため、祭りが開かれる4日間、高知城を清涼感のイメージできる青色にライトアップする企画を今年初めて開催します。

県は「よさこい期間中は、毎年熱中症の搬送者が増える傾向がある。クーリングシェルターなどを活用しながら祭りを楽しんで欲しい」としています。熱中症には警戒して真夏の祭典を楽しみましょう。
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