夏の花火大会のシーズンです。高知県南国市にある火薬店の作業場では、8月3日の「土佐のまほろば祭り」でおこなわれる打ち上げ花火に向けて花火玉を詰める作業が行われました。

南国市にある高村火薬店の作業場では、3日に吾岡山で開かれる土佐のまほろば祭りに向けて、花火玉を筒に詰める作業が行われました。倉庫には現在、安芸市や高知市の花火大会で使用予定の花火玉約7000発が保管されていますが、このうちまほろば祭りでは菊や牡丹、しだれ花火など2000発ほどが打ち上げられる予定です。

2日はスタッフ2人が作業に当たりました。まずは筒に黒色火薬を入れ導火線をセット。その中に2号から4号までの花火玉を入れてふたをしていきます。最後に防水シートをかぶせて完成です。炎天下の中、観客の笑顔を思い浮かべながらの作業が続きました。

第36回土佐のまほろば祭りの打ち上げ花火は3日午後9時から、南国市の吾岡山文化の森特設会場で行われる予定です。