パリオリンピックのレスリングで金メダルをとった櫻井選手と清岡選手。8月23日は体のメンテナンスを行う高知市の接骨院に感謝の言葉を届けました。
最後は、お決まりのかめはめ波ポーズで締めました。

一方22日、2人はそれぞれ大切な人に金メダル獲得を報告しました。

22日の夕方、高知県南国市の公園墓地を訪れた清岡選手。向かったのは2022年12月に亡くなった父義雅さんのお墓です。
清岡選手はオリンピックの前に「金メダルを見せてあげたい」と亡き父への思いと大会への意気込みを語っていました。

清岡選手「・・・どうしてもやっぱり（金メダルを）直接首にかけてあげたかったなというのはある。それができなかったということは残念なことだが、でも絶対一緒にフランスの地で一番近くで見守ってくれていたと思うし、同じ景色・世界で一番最高の景色を一緒に共有できたと思うので、すごかったでしょってやるときはやるんだよっていう報告ができたので良かったと思う」

一方、22日に櫻井選手が訪れたのは、香南市の櫻井家いきつけの居酒屋「なごみ家」です。「なごみ家」ではこの日、櫻井選手の地元のファンたちで貸し切りにして、櫻井選手の凱旋を祝いました。

地元の子どもからは手作りのトロフィーと手紙のプレゼントです。お礼に櫻井選手は金メダルをかけてあげました。

地元の子ども「重たかったし、すごくキンキラやった」

小学生の頃から櫻井選手を知るなごみ家の中山美和さんも、櫻井選手の優勝報告を心の底から喜びました。

なごみ家・中山美和さん「本当に安心できた。良かった。 金メダル重たくて、本物の金メダル。」

地元からの優しい祝福に櫻井選手は。

櫻井選手「ずっと小さい時から応援してもらっていたので、オリンピックの金メダルを見せられて、本当 に嬉しい」