高知県勢として92年ぶりの金メダルを獲得したパリオリンピック・レスリング香南市出身の櫻井つぐみ選手と高知市出身の清岡幸大郎選手が、母校に凱旋しました。

8月23日の朝、櫻井選手と清岡選手が訪れたのは母校の旧高知南高校が統合された高知国際中学高校です。
白のポロシャツに金メダルをかけ入場した2人。歓迎のセレモニーには中学生20人を含む生徒約860人が集まり、オリンピックの金メダリストである偉大な先輩を大きな拍手で迎えました。

花束の贈呈のあと生徒から高校時代について尋ねられると-。

櫻井選手「レスリングで目標を達成することを意識していた。友人と遊んでいた。高校時代は楽しかった…」
清岡選手「文武両道で頑張れと言われて意識した。高校の時間はそのときしかない…」

メダリスト2人は大人気。みんなで記念撮影です。

生徒たちは櫻井選手の金メダルをおそるおそる触りながら、喜びを分かち合っていました。

清岡選手。実は去年6月教育実習で国際高校を訪れていました。清岡選手にサインを求めていたのは教育実習で担当した生徒たち。

母校を訪れた2人。後輩たちに大きな夢と勇気を届けました。