7月29日も高知県内は厳しい暑さとなり、高知市など9つの地点で猛暑日となりました。
この暑さはしばらく続く見込みで、熱中症に警戒が必要です。

高知市消防局管内では、29日の午後3時までに屋外で作業をしていた高齢の女性1人が体調不良を訴え医療機関に救急搬送されたということです。

高知赤十字病院では熱中症のリスクが高まる時間帯の外出は極力避け、外出が必要な時は日傘や帽子を使用しこまめに水分補給をするよう呼びかけています。熱中症を疑う症状として頭痛、吐き気、めまいなどが現れます。こうした場合はすぐに涼しい場所に移動し、水分や塩分を補給してください。
また、意識障害や身動きがとれない場合は救急・医療機関に連絡し医師の診断を受けてほしいとしています。

室内での熱中症も増えていて、特に風呂場や台所など気温や湿度が高くなる場所で熱中症になるケースが増えています。
また、寝ている間に無意識に熱中症になることもあります。寝る前に水分を取ったり、アルコールを飲んだ時には水などの水分も取ることが大切です。

県内は29日以降も猛暑日となる見込みで、熱中症に引き続き警戒が必要です。