高校生まんが日本一を競う「まんが甲子園」
8月3日と4日の2日間、高知市で熱戦が繰り広げられ、高知県勢は土佐高校が2位に輝きました。

今年33回目を迎えたまんが甲子園。本選には土佐、高知商業、追手前の県勢3校を含む33校が出場しました。
大会は本選2日間にそれぞれテーマが設けられ1日目が「バディ」、2日目が「白」。
画力や発想、ストーリー性が審査され、優秀作品を両テーマごとに10点ずつ合わせて20点を選出。最終的に最優秀賞を含む14の賞が4日に発表されました。

富山県の高岡龍谷高校が初の最優秀賞を受賞しました。
作品は、戦隊ヒーローのスーツを一緒に洗濯したため白のスーツが徐々に色移りしていく様子をユニークに描いたもので、3枚の絵を同じ構図で描くというアイデアとオチに向けてのリズム感が高く評価されました。

また、県勢では土佐高校が2位を勝ち取りました。作品はサンタクロースとトナカイという「バディ」の関係を上手くそして美しく描きました。
去年と全く同じメンバーで挑んだ土佐高校。前回大会で厳しい講評を受けた5人はその悔しさをバネに見事輝かしい成績を残し、帯屋町賞とのダブル受賞です。

国内外から集まった高校生たちが仲間とともに熱い戦いを繰り広げた2日間。自らの手で描いた青春の1コマです。